2017年2月26日日曜日

1/15 自治会防災担当者の会のご報告

香陵校区では、平成21年度に校区防災会の規約、防災計画を策定し、
総務班、避難誘導班、救助救護援班、生活班、防犯班の5班を設置しました。
更に今年度は、各自治会から防災担当者を出していただき、総務班に加入
したところです

これを機に1/15()、初めて「自治会防災担当者の会」を実施したところ、
13名の方に参加していただきました。

目的:担当者の防災・減災に対する意識向上

内容:

①校区周辺の危険な活断層について

災害対応クロスロードゲーム

 ※クロスロードゲーム…何かの災害時を想定し、個人の考えに基づいた選択をさせ、行動の
            方向を決めるシュミレーション。

 今回は「災害対応」をテーマに設問を出し、自主的に考えた上でYESNOを
 判断してその選択の理由を聞き、意見を共有することで災害時の対応を
 学習してもらいました。


(共通事項)
 あなたは香陵校区に住む30代の主婦です。ご主人は天神の方に会社勤めており、
 子どもさん、2人は香陵小学校に通っています。

(設問1
 201845(平日) 午前11時ごろ、西山断層を震源地とする震度6強の地震発生。

 あなたは、すぐに子供を学校に迎えにいきますか?


  YES     NO


(設問2
 福岡市東区では対馬海峡東の断層東部の地震による津波(最大3.4)が最短60
 110分で到達すると予想されています。
 今、地震発生、揺れが落ち着いた時点で早速避難を開始しましたが、同じマン
 ションに住む、一人暮らしの高齢のおばあさんが45人います。


 あなたは、おばあさんを見に行き、一緒に避難しますか?

  YES     NO

結果に正解はないのですが、
設問1では、小学生の子どもさんがいるお母さんは「マンションが近くなので、
すぐに学校に迎えに行く。」との回答でした。確かに狭い香陵校区ではあります
が、学校との距離で考えも違ってくるようです。
設問2では、「日ごろの付き合いがあれば様子見に行く。」との回答もあり、
日常的なコミュニケーションの大切さを改めて認識しました。

必ず起こる災害(特に地震)ですが、いつ、どこで起きるか分からない災害に対し
ては、時間が経過するにしたがって、防災に対する意識は薄れていきます。

来年度以降、メンバーが替わっても引き続き、この「自治会防災担当者の会」
施し、防災意識の向上を図り、実質的な活動へとつなげていければと思います。


主催:あすねっと香陵 安心安全・住環境部会
   香陵校区自主防災会